2.スタッフ定着で○○を減らす
女性が多い職場ということもあり「スタッフが数年、数ヶ月で辞めてしまう」という悩みをお持ちの先生方も多いのではないでしょうか?
スタッフが定着しないと、業務効率が悪くなり、思うようにノウハウの蓄積もできません。
さて、スタッフ1名を採用するのにどれだけのコストと時間がかかるかご存知ですか?
まず、求人広告費です。
広告会社に採用広告を出すとすると1社あたり10万円あたり必要でしょう。
数社に出せばその分増えます。
また採用は誰が行うかといえば、経営者であり人事担当である院長先生です。
「ここで働きたい」と思ってもらえるような魅力ある広告にするために広告会社と打ち合わせをし、原稿をチェックします。
これまでに費やす時間として約3時間。
広告が出れば、応募者からの問い合わせに応じる必要があります。
対応時間が1人5分としても10人いれば約1時間。
そのうち仮に6人を面接したとして、1人あたりに費やす時間は1時間は必要でしょうから合計6時間。
さらに合否の連絡に30分。
募集から採用までにかかる時間として合計10時間30分。
費用としても広告費だけでなく、その時間に先生が診察ができたとするならばその分の収入が減ったということにもなります。
採用後も試用期間中は指導、教育する時間も必要で、戦力としてもまだ力不足です。
給与分も働きができるかといえば、疑問でしょう。
また指導するスタッフも自分の仕事の時間を削っているわけですから、業務効率が下がります。
その指導係の指導にかかる時間にかかる給与分、診察時間外に行われればその時間外労働手当、指導がなければ得られたであろう売り上げ・・・
それらを考えればかなりのロスとなります。
一般的に総合計100万かかるといわれています。
スタッフ定着で『採用に関わる無駄な費用』を減らすことは『人件費を減らす』ことにもなるのです。